「筆子その愛」映画鑑賞

区民ふれあいフェスタ07映画会

障害者週間記念事業の一環で、11時より区民ホールの映画会に行ってきました。

映画は、平成19年度児童福祉文化賞受賞作品の「筆子 その愛」という映画でした。日本で初めて知的障害児者施設「滝乃川学園」を創立した、石井 亮一氏の妻の石井 筆子氏の生涯のドラマで非常に感銘を受けました。筆子役には常盤 貴子さんが演じており、明治時代に社会福祉の言葉さえない時代に知的障害児に人生を賭けて向かいあった人がいたことに衝撃すら覚えました。是非、ご覧いただければとおもいます。

ストーリー

「幕末、長崎県大村藩士の娘として生まれた筆子。その美貌と知性で(鹿鳴館の華)と呼ばれ、津田 梅子と共に女性の教育と地位向上に力をそそいだ。しかし、最初の夫、小鹿島果との間に生まれた3人の娘はいずれも知的障害や病弱である上、夫を若くして亡くすなどの不幸が筆子を襲う。しかし、筆子は社会活動を精力的に行い、その中で日本初の知的障害児者施設滝乃川学園の創始者 石井亮一と運命の出会いを果たす。その後、亮一との再婚を決意した筆子は、夫の事業を支える一方、学園の子どもたちに無償の愛を捧げ、やがて障害児教育の母とよばれるようになる。」