予算特別委員会の5日目
今日は都市整備領域所管の質問日で公明党を代表して約20分にわたり質疑を行いました。
質問項目は
1、公園への民間活力導入について
2、バス停の上屋整備について
3、円滑に移動できない交通移動弱者対策
についてそれぞれ質疑いたしました。

以下、質問概要全文を掲載いたします。

【1】 公園への民間活力導入
限られた財源の中で今後の増え続ける行政需要を見据えると、民間活力の導入は必須の課題と認識いたします。
多様化した社会の中で公共の果たすべき役割は大きく変わってきております。
民にできることは民に委ね、官が直接担うべきところに官が担っていく。
いかに民間活力を生かした行政経営を進めていけるかが今後区民生活をよりよくしていく上で重要な視点と考えます。
平成30年度からの実施計画の中でも官民連携による収益施設の誘致や税外収入の確保や管理運営費の軽減を図るとしております。

わが会派でも以前より行財政改革の推進を訴え、図書館、児童館、保育園、公園等の民間活力の導入を訴えてきました。
公園への民間活力導入に関しては、私も昨年の第一回定例会の代表質問の中で公園に民間活力の導入をすべきことを提案させていただきました。

公園の民間活力導入に関しては、現在多くの自治体で民間活力を活かした魅力ある、にぎわいのある公園を創出しております。
例えば、先日視察してきました豊島区の南池袋公園ですが、池袋駅から徒歩5分程度の比較的小さな公園で約7800㎡の敷地の大部分が芝生になっておりました。また公園の一部はカフェレストランが設置。週末には公園でマルシェなどのイベントが開催されております。
2016年にオープンしたこの公園は豊島区が5億7000万円を投じて整備
民間事業者がカフェレストランの売り上げの一部を地域還元費として公園運営費用に充当しています。
公園を運営する団体は町会や商店街、豊島区、レストラン事業者などで、運営団体が公園のパークマネジメントを企画し、地域貢献や地域イベント実施など、能動的で開放的な公園運営を実施しております。

質問1、公園への民間活力導入の手法にも、委託、包括的民間委託、PPP,パークPFI、指定管理者制度、エリアマネジメントなど多種多様にわたっております。最初にお伺いいたします。現在の世田谷区の公園での民間活力導入の状況はいかがでしょうか

先日、玉川野毛町公園で隣接する国交省等々力宿舎跡地の一部を公園拡張用地として民間事業者を対象としたサウンディング調査を実施したとの報告がありました。

この調査は区有地などの有効活用に向けた検討にあたり、その活用方法について、民間事業者から広く意見の提案をもとめ、どのような施設、事業であれば民間事業者と区が連携ができるのかを把握するとのことです。
区として調査をおこなうメリットとしては、民間活力の導入の可能性や参画意向、活用アイデアの収集、事業者の参入しやすい公募条件などの検討などがあげられます。

質問2、14団体から提案が出てきたとのことですが、どのような提案があったか。また今後のスケジュールはどうかお聞きいたします。

名古屋市では市が管理する公園約1500個所を対象に「公園をもっと使ってもらいたい、よりよいものにしたい」とサンディング型市場調査を実施するとのことです。
事業者の視点という新たな切り口で公園の可能性を探り、事業化をする公園を抽出することを目的にしているとのことです。
名古屋市にヒアリングしたところ、大小問わず、すべての公園に対して、事業者より提案をいただくとのことでした。

名古屋市では2017年に先行事例として、民間活力を導入して、飲食店、コンビニ、シャワールーム等を設置した名城公園の利用者数は以前の利用者数を大幅に超える公園利用者になっているとのことです。

質問3、上用賀公園などの新規の公園にサウンディング調査を入れるのは当然として、既存の公園、例えば、世田谷公園や羽根木公園、二子玉川公園など含め、区内の公園すべてにサウンディング型市場調査の対象に入れて民間事業者から広く提案を求めるべきと考えます。見解を伺います。

名古屋市では、すべての公園を対象にサウンディング調査をかけるとしております。
そもそも民間事業者も民間活力導入の実現不可能な公園には提案はしてこないと思います。どこの公園に提案するのかは事業者の経営判断になると思います。区がここは無理だろうと思っているところでも、民間事業者がメリットを感じて提案してくることも考えられます。
質問4、そのような意味ではまずはすべての公園に大きく網を広げることは意味があると思います。改めて見解を求めます。

【2】 バス停の上屋整備
昨年は大変に暑い夏でした。私のところには酷暑対策として多くの方から国道、都道、区道含めバス停の上屋を整備してほしいとの要望をいただきました。
バス停の上屋の設置は、バス利用者の利便性向上のためにあり、昨今の猛暑、台風などを勘案すれば上屋整備は喫緊の課題と思います。

バス停の上屋は基本的にはバス会社が設置、所有、管理をすることになっているとのことです。また、設置するためには国道、都道、区道とも当然に歩道が一定の幅が無ければ設置できないものといわれております。

質問1、国、都、区道上にあるバス停の数、そして設置されている上屋の数はどのくらいあるのか教えてください。また、この10年間で具体にどれだけの上屋ができているのか教えてください。

今の答弁では800か所あるバス停にいくら上屋があるか、補助金をだした23基以外は分からないとのことです。
質問2、たとえバス会社が上屋を所有しているとしても、区としてその実態調査ぐらいはやらないと現状把握もできないのではないでしょうか。実態調査をすべきと考えます。いかがでしょうか

質問3、バス停の上屋は基本的にはバス事業者が設置するとのことですが、バス会社が上屋を設置してくれるのをいつまで待てばいいのでしょうか。
バス会社がやれないのであれば、国道、都道、区道を含め、設置できる新たなスキームを考えるべきと思います。見解を伺います。
また、現在、東京都交通局はフランスの大手広告代理店のエムシードコーと契約を交わし、今後都内に約400基の上屋を設置する予定と聞きました。(この広告会社が設置、管理も行うとのことです。)
区でもこのような手法で広告付き上屋の設置を促進すべきと考えますがいかがでしょうか

質問4、先ほど申し述べましたように、多くの方から国道、都道、区道を含め上屋の設置の要望をいただいております。バス会社が動くのを待っていないで、先ほどのエムシードコーなどの広告付き上屋を活用するなど上屋設置に本気で取り組んでいただきたいと思います。区の決意を改めてお聞きいたします。。部長いかがでしょうか

【3】 円滑に移動できない交通移動弱者対策(渡り切れない横断歩道)

先日、野沢にお住まいの方から「高齢者の方が環状7号線の野沢龍雲寺の横断歩道を信号時間内にわたり切れず、中央分離帯のところで立ち往生してしまう様子が見受けられる」と私に相談がありました。
この横断歩道は近くにスーパーがあって高齢者が横断歩道を渡るケースが多いようです。
このようにわたり切れない横断歩道の問題は、龍雲寺に限らず、国道、都道と道幅の広い道路で発生しております。
高齢化の進展とともに横断歩道を渡り切れない高齢者が今後増えてくることは考えられるます。

横断歩道を円滑に移動するためには、高齢者、障がい者等が横断歩道を渡るための青信号の時間を長くとってもらうこと。また、青延長用押しボタン付き信号の設置をすることが考えられます。
青延長用押しボタン付き信号が区内にどのくらい設置されているのか警視庁交通管制課に問い合わせしたところ区内には9カ所設置しているとのことでした。
視覚障害者、身体障碍者、高齢者等の横断が多い交差点に設置されており、押しボタンを押すと歩行者用の青時間を1.2倍程度延長することが可能とのことです。
質問1、青信号の時間を延長することや青延長用押しボタン付き信号を設置することも交通移動弱者対策としては有効と考える。区の認識を問う
以上です。