第4回定例会代表質問(12月10日)

東京都議会第4回定例会本会議
公明党から松葉多美子議員が代表質問

1️⃣公明党が推進した0~2歳児の第2子以降の保育料無償化を拡大するため、第1子無償化の検討状況を明らかにするよう迫った。
これに対し、小池百合子知事は「来年9月の開始をめざす」と答えた。
2️⃣子育て世代や若者が平均的な収入でも手頃な価格で確保できる「アフォーダブル住宅」の提供に向け、松葉議員が「都と民間一体の仕組みを構築すべきだ」と求めたのに対し、小池知事が「副知事筆頭の体制で検討を進めている」と応じた。
3️⃣物価高対策について、松葉議員は家計の厳しい現状は低所得者に限らないとした上で「全ての都民を対象に実施を」と提案。山下聡財務局長は「国の動向を踏まえ、検討する」と述べた。
4️⃣また、松葉議員は若者の課題をさらに政策に反映しやすくするため、都の各局横断の仕組みなど「体制面から具現化すべきだ」と主張した。小池知事は子どもから成人への移行期にあたる年代を含め、切れ目ない支援が重要だとし「検討を進める」との意向を示した。
5️⃣高齢者が都営交通や民営バスに乗車できるシルバーパスについて、松葉議員は利用負担額を軽減して「より多くの高齢者が使えるよう改善を」と強調。小池知事は「利用者負担も含め検討を深める」と明らかにした。
6️⃣一方、松葉議員は「闇バイト」対策として「個人住宅への防犯カメラやモニター付きインターホンなどの購入費補助を」と提言した。竹迫宜哉・生活文化スポーツ局生活安全担当局長は「住民による対策を支援する方策を検討する」と答えた。