議員提出議案第2号

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本日は、第一回定例会最終日となりました。
平成28年度各会計予算の賛否がはかられ、賛成多数で一般会計予算、修正案他4件が可決されました。

それから、議員提出議案第2号が上程されました。
自民・公明両党より「区政の停滞を招いている保坂展人区長に対し議会の存在を軽視する言動を改めることを求める決議」が出され、採決の結果、賛成多数で可決されました。

保坂区長に対してこのような決議を提出しなければならなかったのは、私ども会派では断腸の思いでありました。
区政を前進させるために、区長に停滞と迷走に終止符をうっもらいたいため、あえてこのような決議を提出させていただいた次第であります。

決議文提出のおおきな理由の一つは、下北沢の補助54号線の問題であります。
この54号線を優先整備路線から突然に外し、その明確な理由を議会にまったく説明もなく進めていることに、議会として断固許せるものではありません。
緊急輸送道路、延焼遮断帯、避難経路として、補助54号線は防災上極めて重要な道路となります。災害対策、木密解消、不燃化整備の上からも優先整備路線から外したことは全く理解できません。一刻も早く戻すことを求めます。

もう一つの理由は本庁舎整備であります。
このことについても、区議会の意見提案に耳を貸さず、景観の継承や庁舎一部保存の考えに固執した結果、本庁舎の整備計画は大幅に遅延しており、貴重な労力と経費を費やしているばかりであります。早急に全面改築をベースにスタートすべきであります。