28年度予算より①障害児等保育の事業展開

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平成28年度予算が3月29日に可決成立しました。
ブログにて、皆様にお知らせしたい重要項目を随時紹介させていただきます。

最初は障害児等保育の事業展開についてです。

【要旨】
世田谷区は医療的ケアが必要なこどもや重度の障害があるこどもを対象として「居宅訪問型保育」と「重症心身障害児施設」等との連携による保育を平成28年度より開始します。

世田谷区では保育待機児が解消できていない状況が続いております。その状況では園内スペースや保育士・看護師等の確保ができず、医療的ケアの必要なこどもの預かりなどには対応できていないのが世田谷区の現状であります。

また、区内には「重症心身障害児施設」が不足しており、保護者から保育園への通園や障害児施設への通所を望む声が多く寄せられております。

【これからの仕組み】
保育を必要とする医療的ケアが必要なこどもや重度の障害のあるこどもを対象に、「居宅訪問型保育」と「重症心身障害児施設」等との連携による保育を実施します。
28年度には、こども子育て総合センター内(宮坂)に重症心身障害児施設を開設予定です。(10月以降)