予算特別委員会最終日。本日は、補充質疑が行われました。
公明党からは、岡本委員、板井委員、佐藤委員が登壇しました。
その後、3月15日に我が会派と自民党合同で提案した「平成30年度世田谷区一般会計についての組み替え動議」2件が上程されました。
1、北沢小学校統合に伴うスクールバス運行について組み替えを求める動議
【提出理由】
〇下北沢小学校への統合に伴う通学路の距離やすでに講じている安全対策などは、他学区域の通学路と比較してもけして劣るものではない。
スクールバスの運行については他の学校との不公平感が区内全域に及ぶことが懸念される。公的な税金を公平公正に配分する事業とは言いがたい。
〇スクールバス運行の検討は水面下で進められ、議会への報告は昨年の12月中旬の常任委員会である。あまりにも唐突であり、議会での議論や熟議を重ねたとはいいがたい。
2、ワークスペース補助事業(一般型)について組み替えを求める動議
【提出理由】
〇一般型について、未だ保育待機児が解消されていない状況で、多様な働き方は必要と考えるものの、まずは区として注力すべきは保育待機児解消に向けた一時保育や一時預かり機能を拡充すべきと考える。
〇事業を実施する上でのマーケティング調査が不足しているし、事前分析も不足している。
〇すでにテレワーク事業は民間事業者も参入し開設しており、その利用料が高いからといって税金を投入していくのは公共が着手すべき事業とは言えない
提案理由説明、質疑、各会派意見表明を行った後、採決が行われ、両件とも賛成多数で可決されました。
この結果を受け、区長より、
1、北沢小学校統合に伴うスクールバス運行については、廃止を前提とし、一定期間(6か月間)の運行とする
2、ワークスペース補助事業(一般型)については、4月実施を取りやめ、制度設計の見直しを行った上で、再度議会に提案をしたい
との、表明がありました。
その後、この表明に対する質疑が行われ、各会派の今予算(案)に対する、意見と態度表明を行いました。
我が会派は、区長の表明を了とし、平成30年度予算(案)に賛成しました。