「成果報酬型官民連携モデル事業(大腸がん検診)」視察

成果報酬型官民連携モデル事業の視察で八王子市役所へ伺いました。

この事業は基本形は社会貢献型投資である「ソーシャル・インパクト・ボンド」であります。
行政が担いきれない社会サービスを専門性の高い民間やNPOに委託し、事業の社会的価値に応じて行政が対価を支払う仕組みです。

八王子市では成果報酬型連携モデル事業として、成果指標を設定し、予め設定された成果や目標を達成した時のみに委託料を支払うシステムを導入

今回、八王子市では大腸がん検診の受診率、精密検査受診率、早期がん発見者数の目標設定し、早期発見早期治療に結びつける取り組みを開始。

八王子では初期投資が不要で、事業者が成果に達成しない場合は、支払いがなく、市としてもリスクは低くなります。また、医療費の適正化を図る上で、削減された医療費を異なる事業に展開することも可能となります。

今後は、生活保護受給者、ひとり親家庭n自立支援、、高齢者の認知症予防なども展開が図れるものと想定されます。