東京都は28日、中学3年生までとしている医療費助成の対象を高校3年生まで拡充する方針を発表しました。
2023年度からのスタートを目指すことになります。
今回、22年度予算案には7億円を計上し、区市町村のシステム改修を補助することになります。
都議会公明党が昨年の東京都議選で掲げた重点政策「チャレンジ8」の一つ「高校3年生までの医療費無償化」が動き出しました。
都の子ども医療費助成は現在、区市町村が都の助成制度を活用し、独自に上乗せして実施しております。その結果、東京23区は全ての区で中学3年生まで入院・通院費が無料に。多摩地域などの多くの市町村は入院費が無料で、通院費は受診1回当たり200円の自己負担としております。(乳幼児は入院・通院費ともに無料)。
都の方針では今後、区市町村との協議がまとまれば、23年度から順次、高校生までの医療費が無償化される見通しです。
都議会公明党は昨年の都議選で、子育て世代の負担を軽減するため、重点政策「チャレンジ8」に高校3年生までの医療費無償化を盛り込み、議会質問や小池百合子知事への予算要望などで推進してきた。また、昨年の衆院選でも公約に掲げ、国会議員とも連携しながら、都と粘り強く交渉を重ね、実現することになりました。